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羽田空港ANA Blue Base見学とCA座談会を実施

 

「ホスピタリティマネジメント概論」(担当:島田由香教授)では、1月25日に、ANAグループ総合トレーニングセンターである羽田空港ANA Blue Baseにて学外授業を行いました。

施設名称である「ANA Bule Base」には、ANAブランドの出発点、ANAグループ全社員の原点、そして社員を支える基盤になるという思いを込められており、世界最新鋭の訓練設備を有する日本最大級の訓練施設です。
エアバスA320シミュレーター、脱出スライド、救命ボート、空港カウンター、モックアップなどの訓練施設やそこで訓練している様子などを見学させていただき、最後にCA座談会を行いました。


 

履修学生からのコメント
・機内でサービスをしていても、機内で感じる音や匂い、お客様の健康状態など、常に五感を働かせて、安全を第一に考えていることを知り、安全から離れる瞬間は決してないと改めて感じました。安全の上にサービスがあることを学び、改めて客室乗務員の役割を理解することができました。

・座談会の際に、周りで起こるニュースを他人事ではなく、自分事として捉えることが大切だとおっしゃっていたことが、心に残りました。日常の安全意識や挑戦心はそういう考えが全社員の方に根付いているからこそであり、安全を守り抜くことや細やかな「おもてなし」を肌で感じることができました。

・ANA Blue Base内に茶室があり、訓練の中で使うという点も印象的でした。おもてなしは茶道が元となっているため、客室乗務員としてどのようなおもてなしをするべきかがより理解できるのではないかと思います。またどちらも、サービススキルを競うコンテストがあり、最高のサービスを極め続ける姿勢に感銘を受けました。私が飛行機に乗った際に受ける素晴らしいサービス、その一つ一つの裏には日々の訓練があるということを改めて感じました。

・働いて感じるやりがいについて伺った際に、とても楽しそうにお話しをしてくださり、客室乗務員という仕事の楽しさを知ることができました。普段なかなか聞くことができないお話を伺い、ANAの客室乗務員として働くイメージを掴むことができたように思います。

 

航空業界に関する理解を深めることができ、ANAの歴史や現在の取り組みを学ぶことで企業研究にも繋がったようです。ホスピタリティ・マネジメントプログラムでは、業界研究やフィールドワークを通じて、これからもさらなる学生への学びの機会の提供を広げていきます。

(プログラム支援センター)