日本貿易振興機構(ジェトロ)河野真樹子氏による講演会「異文化交流の架け橋となる仕事とは」を開催しました
12月12日(木)に日本貿易振興機構(ジェトロ)日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)より河野真樹子氏をお招きし、講演会「異文化交流の架け橋となる仕事とは」を開催しました。この講演会は、グローバルビジネスプログラム科目「海外企業実地研修準備講座」の一環として、2025年春季に海外インターンシップを予定している学生を主な対象として行われたものです。
農林水産物、食品の輸出促進事業に主に携わられてきたご経験を踏まえ、講演では、日本茶(抹茶)や和牛、青果物などの海外プロモーションについて、具体的な事例としてSNSを活用した情報発信による《ファンマーケティング》や、人気キャラクターを活用した《プロモーション戦略》などをご紹介いただきました。
また、お話の中では、キャリアの描き方として、専門分野や得意分野を活かしつつ、また、自身の興味関心を大切にしながら、なりたい自分のイメージを具体化すること、さらに社会貢献の視点を取り入れる重要性についてもアドバイスがありました。
その後の懇談の場では、「日本文化である食品を、どうやったら異文化の海外消費者に受け入れてもらえるか?」「次に海外で流行る食品は何か?」「異文化の方々と働くために大切なことは?」など次々にあがる質問に、一つ一つ丁寧に答えてくださり、海外に向けての日本産食材の魅力発信というお仕事はもちろん、その温かなお人柄に惹かれて、熱心に聞き入る学生の姿が印象的でした。
【学生からの感想 〜一部抜粋〜】
- 異文化に対する理解と共感を持ち、異なる文化との交流を通じて互いの文化を尊重しながら、新たなつながりや可能性を見出すことが、異文化の架け橋となる第一歩になると思いました。
- グローバルな視点を持つことの大切さを改めて感じるとともに、異文化交流の中でどのように自分の役割を果たしていけるかを考える良いきっかけとなりました。
- ジェトロの皆さまが日本商品を通して日本を海外に伝えようと全力で動いている姿を垣間見て、私もこのように日本を知らない人に日本を伝える仕事がしたいと思いました。
(プログラム支援センター)
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