アシアナ航空でのCAトレーニング研修を実施(海外ホスピタリティ研修報告)
ホスピタリティ・マネジメントプログラム(全学部・全学科対象)では「海外ホスピタリティ研修」として、昨年度に引き続きアシアナ航空の全面的な協力を得て、ソウルで客室乗務員トレーニング研修を実施しました。

参加学生は、客室乗務員としての身だしなみ(メイク、髪型等の指導)、表情の作り方、歩き方や正しい姿勢の実習、ボイス・トレーニングと機内アナウンス実習、訓練用モックアップ(実物大の航空機模型)を使った機内サービスと非常着水訓練、模擬面接など、アシアナ航空の教官や客室乗務員の方々から丁寧な説明と指導を受けました。

本研修の修了生には、今年も大韓航空の客室乗務員、国内大手航空会社のグランドスタッフなどの内定を得た学生がおり、それぞれの夢の実現へ踏み出す上で、貴重な学びと経験の場となっています。

また、トレーニング修了後は本学の設立母体であるシャルトル聖パウロ修道女会のソウル管区を訪問、韓国の歴史や文化について学ぶソウル市内散策の時間も設けられました。こうした時間を通じて、仲間同士での絆を深めた白百合の学生たちは、エアラインを目指す気持ちをさらに強くして互いに励まし合い研鑽を重ねていきます。

研修参加者のコメント
(研修への取り組み姿勢が評価され「優秀学生賞」として表彰)
この度、この研修をとおしての優秀学生賞をいただけたことを大変光栄に思います。研修中は、常に笑顔を心がけ、積極的に行動し挨拶や礼儀を欠かさないように、また、教官から頂戴したアドバイスはすぐに改善するように意識して努めました。
客室乗務員に求められるものは内面から溢れるエレガンスであることを学び、笑顔は第一印象を決める重要な要素として、機内アナウンスでも表情が声に影響を与えることを知りました。特に印象的だった緊急脱出訓練ではその責任の重さを実感し、使命を果たすためにはチームワークが不可欠であり、一人ではなく皆で協力することの大切さを学びました。
この研修を通して、客室乗務員になりたいという思いがさらに強くなりました。日々の勉強で大変なことがあってもこのアシアナ研修で学んだことを励みにこれからも努力を続けていきます。
(プログラム支援センター)