合格者向けメッセージを掲載しました
合格おめでとうございます。白百合の教育は今から140年以上前、フランス人修道女によってスタートしました。本学では、みなさんが自身の学びを深めるだけでなく、他者や社会に積極的にかかわるための「つながる力、つなげる力」を身に付けられるよう、全力でサポートします。
入学予定のみなさんへささやかなメッセージをお送りします。
白百合女子大学はカトリック系のミッションスクールで、一人ひとりの個性を尊重する少人数教育を大切にし、知性と感性との調和のとれた女性を育成することに力を注いでいます。
これからの大学生活の中で自分の夢や可能性を探し求める一方で、まわりの人たちや世界に目を開き、他者や社会のために何ができるのか探求していただきたく思います。
キャンパスでみなさんにお会いできることを心から楽しみにしております。
白百合女子大学 学長 髙山貞美
みなさん、この度は合格おめでとうございます。
これから始まる大学生活に期待や緊張など様々な想いを抱いているかと思います。本学では個々の興味に合わせて学びを深められる勉学はもちろんのこと、クラブ活動やボランティア活動を通じて自分の新たな可能性を広げられるきっかけがたくさんあります。
また、学生生活を充実させるため、学生会主催の企画や、クラブ連合主催のプレイデーなどもあり、4年間の日常をより一層彩ってくれます。みなさんと白百合女子大学で充実したキャンパスライフを送れることを心から楽しみにしております!
白百合女子大学
学生会 会長 佐野 真実歩
クラブ連合 委員長 酒井 まひる
白百合祭実行委員会 委員長 小川 奈々子
社会と”つながる”「キャリアデザインプログラム」
白百合では、実社会と連携し、専門にプラスして実践的な知識・技能習得を目指す「キャリアデザインプログラム」があります。
その中の「グローバルビジネスプログラム」や、「ホスピタリティ・マネジメントプログラム」を履修している4年生は、現在、以下のような企業に内定しています。
2024年3月卒業予定者・内定先(一部抜粋) |
伊藤忠商事 |
ファーストリテイリング |
ルイ ヴィトン |
ツツミ |
アンダーソン毛利・友常法律事務所 |
京王プラザホテル |
椿山荘 |
ホテルニューオータニ |
リッツカールトンホテル |
JALスカイ(グランドスタッフ) |
全日本空輸(CA) |
日本航空(CA) |
TOPIC1
「グローバルビジネスプログラム(GBP)」が多様性の時代にあわせて2024年度よりリニューアル!

「リーダーシップ入門」では、個々の力を強みとするリーダーシップのアプローチを学びます。その後、全員が自分ならではのリーダーシップを発揮して、企業と連携した課題解決型学習(PBL)に取り組みます。

「ビジネス・マーケティング」の授業では企業と協働し、新商品の開発、販売を通して実社会との繋がりを体感します。

海外の日系企業や現地企業でのインターンシップに参加することにより、異文化対応力を養います。それまでに学んだリーダーシップスキルや語学力を異文化社会や多様性社会で活かすチャンスとなります。
TOPIC2
理論と実務の両面から”ホスピタリティ”を学ぶ「ホスピタリティ・マネジメントプログラム(HMP)」

国内外インターンシップや企業視察を通して、企業理解に加え、現場での実務や求められるホスピタリティを学びます。

2024年3月から、韓国・アシアナ航空と連携した客室乗務員トレーニング実務体験研修がスタート

2023年度からユニバーサルマナー検定3級が学内で取得可能に。高齢者や障碍者への基本的な向き合い方やお声がけなど、さまざまな人の視点に立ち行動することを学びます。
TOPIC3
ディズニーの企業文化を英語で学ぶ「海外文化共創研修」スタート!
アメリカ合衆国フロリダ州にある「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」でグローバル世界を体験できる研修が2024年度よりスタート。Walt Disney Companyより提供されるワークショップに参加しながら、ディズニーの企業文化を英語で学びます。事前オンライン英語講座(13回)を受けて英語力を伸ばす他、ディズニーに象徴されるアメリカ文化、グローバルに通じるリーダーシップ、ホスピタリティを事前に学習し、包括的な学びに繋げます。

グローバルビジネスプログラム、ホスピタリティ・マネジメントプログラム、いずれの履修者も選択可能です。
TOPIC4
「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」が、文部科学省の認定プログラムに!

先輩が答える!入学前Q&A
入学前の素朴な疑問に先輩がお答えします!
Q. 入学式の服装ってどうしたらいいですか?
A. 多くの方がスーツを着用してきます。
Q. 入学前に準備しておいたほうがいい物はありますか?
A. 通学用のカバンと筆記用具、可能な場合は自分専用のPCやタブレット端末があると便利です。学内にも自由に使えるPCがありますが、台数が限られています。特に試験期間は学内PCを利用する学生が多いため、自分専用のPCや端末があると便利です。持ち運びを考えて軽量のものがおすすめです。入学前に大学からPCに関する案内もありますよ。
Q. 履修登録はどのようなことをするのですか?
A. 大学では、自分のとりたい授業を選んで自分だけの時間割をつくることになります。とりたい授業を選択して、登録申請することを『履修登録』といいます。各学科ごとに、卒業するまでに履修しなければいけない科目や単位数が決まっているので、自分がどの程度単位を修得したのかを考えながら、各学年ごとに履修登録を行っていきます。履修登録のタイミングは4月と9月の年2回あります。
Q. 大学の先輩と知り合う機会はありますか?履修の相談ができたら嬉しいです。
A. 入学してすぐに、学科オリエンテーションがあります。その際に同じ学科の先輩が来てくださり、履修の相談など気軽に質問をすることができます。
Q. 大学には担任の先生っているんですか?
A. 白百合には「アドヴァイザー制度」というものがあり、各学科・学年に担任の先生のようなアドヴァイザーが設定されています。授業のこと以外でも相談することができます。
Q. 1時間目は何時から始まりますか?
A. 1時間目は8時50分から始まります。ちなみに、1コマ90分です。
Q. 祝日は休講ですか?
A. 祝日も授業が入るときがあります。その分、約1ヶ月半の夏休みと約2ヶ月の春休みがあります。
Q. ミサがあると聞きました。必ず参加するのでしょうか?
A. 入学記念と卒業感謝のミサ等を除いて、毎週行われているミサは自由参加です。希望者のみ参加しています。
Q. 1つの授業あたり、大体何人くらいが履修していますか?
A. 少ない授業で5人程度、多くても30人ほどです。例外として、宗教学などの全学部必修科目では、70人程度履修している場合もあります。
Q. PCの扱いに自信がありませんが、授業についていけますか?
A. 情報科目に「ICTベーシック」という選択科目があります。
Q. 日々の授業の課題はどんなものが出ますか?
A. よく出るのは授業の感想を書く「リアクションペーパー」です。授業内で印象に残ったことや、そこから考えたことを書きます。語学の授業だとテキストの予習・復習が課題になることが多いです。(課題それぞれに締め切りがあるので、最初は管理するのが難しいかもしれませんが、しっかりメモしたりカレンダーに記入することで、提出忘れを防げます!)
Q. テストはどんな感じですか?
A. 授業によりますが、高校までのようなペーパーテストもあれば、テスト時間にレポートを書く授業もあります。また、テストはなくレポートの提出だけの授業もあります。
Q. レポートを書くのが苦手なため、単位を落とさないか不安です・・・。
A. 問題ありません。白百合では、一年次に、レポートの書き方等を学ぶ授業が必須になっています。
Q. 大学に行くときの服装はどのような人が多いですか。
A. パーカーのようなカジュアルな人もいれば、ロングスカートの華やかな服を着ている人もいます。いろいろな服の人がいるので、自分が好きな服を着るのが良いと思います。
Q. 昼食はどこで買えますか?
A. ステラマリス(学食)・カフェテリア・アミカピア(購買部)で買えます。ステラマリスでは日替わりの定食や麺類・カレー、カフェテリアではパスタやパンを買うことができます。アミカピアでも、おにぎりなどの軽食が販売されています。飲食可能な教室もあるため、座席が埋まっていて食べられないということはありません。
Q. お昼はどこで食べる?
A. お昼は学校の食堂やカフェテリアで食べています。日替わりで美味しいご飯をお安くいただけるのでとてもおすすめです。私はローストビーフ丼が好きです!時間がある時は仙川駅周辺のレストランに行くこともあります。私もまだまだ未開拓のお店がたくさんあるので、新しいお店に入ってみるのもおすすめです!
Q. 学内でのキャッシュレス決済は可能ですか?
A. 現時点では、現金でのお支払いが基本です。現金を持ち歩きましょう。
Q. 友達はできる?
A. 友達はすぐにできます!!私も最初は不安でしたが、少人数グループでの課題を通してすぐに友達ができました。グループに分かれてディスカッションをしたり、プレゼンテーションをしたりする授業も多いので、みんなで協力して課題に取り組み仲を深めることができると思います。
Q. 入学前に仲良くなっている人は多いですか?
A. スクーリングがある場合は、授業内でグループでの発表やディスカッションをすることがあり、そこで仲良くなれます。
Q. 先輩とも仲良くなれる?
A. 先輩方と仲良くなれるチャンスもたくさんあります。例えば先輩と一緒に受ける授業があり、その授業内でのディスカッションでお話しする機会がたくさんあります。また、学内クラブに所属するとそこでも先輩と関わる機会があります。先輩方からはおすすめの授業や就職活動のことなど、様々なことを教えてもらいとっても助けられています。
Q. アルバイトしてる人はどれくらいいる?
A. アルバイトをしている人は多いと思います。(私の周りでは8割くらいはしていると思います。)飲食店やアパレル、塾講師など様々です。学生時代ならではの経験なので色々な職業にチャレンジしている人が多いと思います。(ですが学業が最優先なので、学校に慣れてきたら始めるのをおすすめします!)
Q. 授業がない時間は何をする?
A. 図書館やカフェテリアで課題を終わらせたり、TA(ティーチングアシスタント)の先生と英会話の練習をする時間にしたりしています。友達とおしゃべりをすることもありますし、クラブの準備をすることもあります。高校までにはない自由時間なので最初は戸惑うかもしれませんが、自分の好きなように使える時間です!
Q. 大学にはどんな物を持って行く?
A. その日ある授業の教科書やノート、筆記用具などなど…パソコンが必要な日はPCも持っていきます。授業内でリサーチするなどスマホを使うことが意外とあるので、充電器やモバイルバッテリーがあると便利です。
Q. 留学に行く人は多いですか?
A. 新型コロナの規制が緩和され留学で行けるようになった国が多くなったので、留学に行く人は多くなったと思います。私もカナダのモントリオールに1年間の長期留学をしました!留学は言語力だけでなく、精神的にもとても成長できる機会なので、とってもおすすめしたいです!カナダの他にアメリカやオーストラリア、韓国や台湾、フランスなど様々な行き先があります!
Q. 一人暮らしや寮暮らしの人はどのくらいいますか。
A. 明確にはわかりませんが、一人暮らしをしている人は2割くらいはいる印象です。寮の人も一人暮らしの人よりかは少ないですが、全くいないわけではないのでご安心ください。
Q. 部活はどのように探せば良いでしょうか?
A. 入学式に学内のクラブが活動紹介をしていると思うので、そこで話を聞いてみましょう。SNSを運営しているクラブもあるので、チェックしておくのもおすすめです。
Q. 共学出身なのですが、女子大の雰囲気を教えてください。
A. 自分が好きな服を着たり、好きな髪形にしたり、のびのびと過ごしている人が多いです。特に白百合は穏やかな人が多いと思います。また、友達とはなれて一人で授業を受けることも珍しくないので、周りの目を気にせずに大学生活を送ることができている印象です。
Q. どんな資格をとれますか。
A. 人間総合学部初等教育学科のように、幼稚園・小学校の教員免許、保育士資格を取る人が多い学科もありますが、中等教職や司書課程など、複数の学科で取得ができる資格もあります。発達心理学科では公認心理師の資格を取るために、約半数の人が大学院の進学を考えているようです。
白百合に入学した先輩たちの声
白百合は、一人ひとりの夢をそっと応援してくれる、とても温かい場所です。
私が特に「白百合に入学して良かった」と思う瞬間は、大学の友人、大学教職員のみなさまとお話ししている時です。
白百合で出会った友人は、謙虚で、思いやりに溢れた人ばかりです。私が落ち込んでいる時は、「いつも頑張っているから、大丈夫だよ!」と、励ましてくれる友人がたくさんいます。相手の気持ちに寄り添って、素敵な言葉を伝えてくれる友人たちの存在に、何度も心救われています。
また、白百合では、一人ひとりの学生に対するサポートが手厚いです。先生方に進路相談がしやすいアドヴァイザー制度、就職活動を支えるキャリア支援課、留学準備のためのセミナーなど、一人ひとりの学生の状況に合わせたサポートがあります。
フランス語フランス文学科を例に挙げると、私は仏研(フランス語フランス文学科研究室)という場所で、週2・ 3回、TA(ティーチングアシスタント)さんと一緒にフランス語の会話練習をしています。仏研とは、職員室と学生の学習サポートが一体になった場所です。いつでも言語学習の相談ができるため、モチベーションを維持しながら、自分のペースで学習を進めることができます。
私は日々、白百合で過ごす中で、「入学して良かった」と感じる思い出がどんどん増えています。白百合女子大学は、一人ひとりの夢をそっと応援してくれる、とても温かい場所です。今の皆さんにとっての「面白い」、「楽しい」と思うことを大切にして、共に大学で学びを深められたら嬉しいです。
4月から、みなさんとお会いできることを心から楽しみにしております。
小早川 玲(文学部フランス語フランス文学科3年)
みなさんも、自然豊かなこの場所で自分のなかの”好き”を輝かせていってください。
白百合に入学してよかったと思うことは、なんと言っても自分の好きなことが学びに直結するところです。私が所属する児童文化学科では、お人形やぬいぐるみについてメディア的な視点から学んでいく「人形文化論」や、時代に合わせて進化していくおもちゃの世界を楽しむことの出来る「おもちゃ論」といった、名前を聞くだけでもわくわくするような授業がたくさんあります。大学の授業と聞くと少し堅苦しいイメージを持つかもしれませんが、白百合ではそれぞれ個性を大切にしながら先生も学生も和気あいあいと授業を進められます。優しい先生方に囲まれて専門的な知識を身に付け、誰もが子どもの頃に戻ったかのように好奇心のままに学びを楽しむことができるのです。
また、児童文化学科では「推し」も研究材料になり得ます。なぜ好きなのか?どこが好きなのか?何気なく思えるこの疑問も、ここでは大事な学びの源になるのです。自分なりに考え結論を導き出すことで、「推し」のことをもっともっと好きになれるはずです。大学で好きなものについて興味を深められるなんて、とっても素敵なことだと思いませんか?みなさんも、自然豊かなこの場所で自分のなかの”好き”を輝かせていってください。
小林 葵衣(人間総合学部児童文化学科2年)
少人数だからこそ、周りとの繋がりができやすいと思います。
白百合に入学して良かったことは、少人数教育で、教職員の方と学生との距離が近いところです。授業でわからなかったところを質問したり、履修の相談など、いろいろと支えていただきました。特に就職活動のとき、キャリア支援課は勿論、先生方や教職員の方、先輩方、たくさんの方に相談しました。キャリア支援課ではエントリーシートの書き方や面接の練習などを見ていただきました。周りの友人たちもキャリア支援課に通っていた人が多く、頼りやすい環境にあると思います。また、私が所属しているゼミでは、就活が本格的に始まる前に、先生がゼミ生と個人面談をしてくださいました。就活中は不安な気持ちでいっぱいになるので、キャリア支援課以外でも気軽に相談できる人がいることで、安心して就活に臨めたと感じています。白百合の教職員の方は優しい方が多いので、親身になって話を聞いてくださいます。
その他にも、人との繋がりができやすいところも、白百合に入学して良かったことだと思います。私は発達心理学会幹事という学科内での有志の集まりに入っていたのですが、そこで同輩、先輩、後輩、大学院の先輩方と出会いました。学科の教職員の方とも関わる機会が多く、いろいろな人と接することができました。他にも学内の部活やボランティアで出会った方がたくさんいます。団体に入っていなくても、授業でのグループディスカッションやグループでの発表を通して、友人ができます。少人数だからこそ、周りとの繋がりができやすいと思います。
白百合は学生も教職員の方も穏やかな人が多く、自然豊かな環境の中でのびのびと過ごすことができます。さらに、実習や実験など実践的な学びをすることもできます。私自身、充実した大学生活を送れていると思います。ぜひ皆様のご入学をお待ちしております。
沼本 愛里沙(人間総合学部発達心理学科4年)