VOICE

在学生の声 Vol.4 「キャンパス内で取り組むエコ活動」

白百合女子大学に通う学生の、活動や様子をご紹介します。

今回はピアサポート団体「学生エコサポーター」に所属している、桑原純怜さん(人間総合学部発達心理学科2年)の声をお届けします!

 

 

環境問題への向き合い方を再考

学生エコサポーター(通称エコサポ)ではキャンパスの草花調査やグリーンカーテンの植え込み作業などの白百合の自然に触れる活動や、学内の節電活動、古紙や廃油をリサイクルする活動など環境問題に関連する様々な活動を行っています。エコサポの活動を通して、自然の素晴らしさや使えなくなった物の再利用可能性を知ることができました。職員の方の力をお借りしながら活動に直接かかわったことで、たとえ少人数の取り組みでも環境に貢献できることがあることを実感し、個人としても環境問題への向き合い方を再考するきっかけになりました。

 

グリーンカーテン用の朝顔やゴーヤーを植えている様子

 

廃油の可能性に目を向ける

活動の一つに、大学の食堂で排出される廃油を元にして、キャンドルを制作するというものがあります。通常、廃油は水質汚濁の原因となるため、適切な方法で処理されていますが、エコサポでは、この廃油からキャンドルをつくり、イエス様の降臨を祝うアヴェントの一日に点灯する取り組みをしています。廃油が誰かの役に立つなど、活動を始めるまでは全く想像もつきませんでした。これに限らず私たち自身の思い込みにより可能性を認識できず、目を向ける機会を失ってしまう事はもったいないことなのかもしれません。身近なところに意外な可能性があるのかもしれないと気付くことができました。

 

 

 

 

支えられながら得られる成長

学生エコサポーターの活動では、2年生の春頃と早い段階から代表となる学生を決めます。役職の交代が早いため当初は不安がありましたが、職員の方との距離が近い団体でもあるため、友人のみならず、職員の方を含む多くの方々から運営や活動内容に対する支援をいただき、安心して参加することができました。私自身、代表として活動する中でリーダーシップを磨くことができたことに加えて、重要なポジションを任せられることでより一層の貢献意識が芽生えました。エコサポの活動を通して、環境問題に少しでも関心を持ってくれる人が増えたら、嬉しい限りです。

 

アドヴェントの集いで点灯したキャンドル

 

▼白百合女子大学のピアサポート活動については下記をチェック

白百合女子大学 学生団体・ピアサポーターについて